アセスメントツール分類

あぐりなたまちゃんです。

インターライ方式

在宅・施設どちらにも使用可能。
在宅と施設を行き来する機会が多い高齢者のアセスメントツールとして定評があります。
精神面・健康問題・ケアの管理・機能面・感覚面・失禁の管理の6領域を包括的に把握できるように工夫されています。

包括的自立支援プログラム

全国老人保健施設協会、全国老人福祉施設協議会、介護力強化病院連絡協議会の3団体が開発したもの。
要介護認定に用いる認定調査票と連動していることが最大の特徴。
施設用ケアプランであるが、在宅復帰のためのケアプランも作成でき、入居から退去後まで一貫した計画作成が可能。 
すでに家族から提供されているケアやサービス提供機関において提供されているケアの現状をチェックするためケアの継続性が確保されやすいです。

ケアマネジメント実践記録様式

課題分析の内容が最も広く細部に及びます。
「本人・家族等の意見・要望」と「アセスメント担当者が判断した問題」を記述するスペースがあり、包括的なニーズ把握に効果的。
また、対象者の正確な状態像が把握できるように自由記述欄を設けている。
利用者の心身の状態だけでなく、介護者の健康状態や介護負担など、家族の介護状住宅環境も詳細にアセスメントするようになっているため長時間を要する。
現在ではモニタリング用紙も開発されており、ケアプランの立てっぱなし、サービスのやり
っぱなしを予防できます。

日本介護福祉士会方式

要介護者の生活状況を把握するために「衣・食・住・体の健康・心の健康・家族関係・社会関係」の7領域から課題分析を行います。
訪問介護の活動実践をベースに開発された様式で、要介護者自身の意思・価値観・生活リズムを重視しています。

日本訪問看護振興財団方式

主に在宅で生活している成人・高齢者が中心であるが、施設でも使用できます。
複数回記入できる方式を取っているので今までの経緯を確認できるメリットがある反面、調査項目が細かく、アセスメントに時間を要することも。
ターミナルから在宅医療を受けている人まで幅広い対象者のケアプラン作成が可能。
 本人のみならず家族や介護者の状況や家事援助など生活支援から疾病の管理まで、幅広いニーズを把握できます。

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