アセスメント項目⑳問題行動

課題分析に関する項目14

10健康状態
11ADL
12IADL
13認知
14コミュニケーション
15社会との関わり
16排尿・排便
17褥瘡・皮膚問題
18口腔衛生
19食事摂取
20問題行動
21介護力
22居住環境
23特別な状況

⑳問題行動(行動、心理状態:BPSD)
→自分や他者に対して苦脳を与える行動障害(徘徊、暴行、暴言、社会的不適切行動、ケアに対する抵抗など)を把握し、必要なケアを検討する。
周囲に与える影響、家族の理解や対応を含め、具体的に確認する。

【項目】
1️⃣有無と発生頻度
•暴言、暴行
•徘徊
•介護抵抗
•不潔行為
•暴食行動
2️⃣火の始末など危険な状況
3️⃣介護者、家族の理解と対応

🔑アセスメント🔑
( 1)行動把握☞急性疾患によるものか?介助者、家族は気付いているか。

(2)対応方法☞行動障害を重くしたり、軽くしている原因の追求、悪化や改善に対しての評価、行動障害に対する介護者(家族)の態度の変化、介護者の環境変化等

(3)健康状態☞服薬の変更、副作用の出現、痛みや不快感を引き出す急性疾患の出現、利用者本人、介助者の疲労度、ストレス、脱水

(4)不快感確認☞排泄が自立していない場合の排泄状況、局所的な痛みや痒み、衣服類がきつい、擦れる等身体に合っていない、空腹や喉の渇き、睡眠不足

(5)環境要因確認☞訪問者の有無、家族の帰宅や帰省、新しい介護者との関連性、1人の時間に何をしているかの把握、騒音、室温

(6)心理的•社会的要因を確認☞日課の有無、せん妄、幻視、妄想、理解力(認知症の程度)、行動制限、虐待経験、刺激の過多や過小

チェックポイント🧐
問題行動障害の出現している原因を把握し、本人の意思を尊重し、望みを汲み取ります。本人の苦痛(問題行動として言動が出現している)を軽減するための施策を講じ、自信や意欲向上の手助けとなる支援をすること、家族との関係性やストレス要因を汲みとる必要があります。(と思います🤪)

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