アセスメント⑪ADLって何?

⑪ADL…日常生活動作☞1人の人間が独立して生活するための基本的な、しかも各人ともに共通に毎日繰り返される一連の身体的動作群のこと。

【項目】
1️⃣起居動作
2️⃣移乗動作
3️⃣歩行動作(屋内、屋外)
4️⃣福祉用具を使用した移動(屋内、屋外)
5️⃣食事
6️⃣更衣
7️⃣洗面、整容、個人衛生
8️⃣排泄(使用後、後始末)
9️⃣入浴
🔟転倒

🔑アセスメント🔑
⚪︎出来ていない面だけではなく、(していること)《していないこと》{介助や環境改善、補助で改善する可能性の見込み}を把握

⚪︎具体的な所作、どのように本人がやっているのかを把握

⚪︎体調の良し悪しでの動き把握

1️⃣起居動作⏩寝返り、起き上がりは自立か?それは毎回か?できる時、出来ない時の差を把握

2️⃣移乗動作⏩移乗は自立しているか?できる出来ないの把握、筋力低下や可動域制限

3️⃣歩行動作(屋内、屋外)⏩自力歩行の状況把握

4️⃣福祉用具を使用した移動(屋内、屋外)⏩自力走行か、他者での介助必要性、状況把握

5️⃣食事⏩自力摂取か?過剰介助ではないか?可動域制限

6️⃣更衣⏩自立か、介助か。どの程度の介助が必要か、可動域制限等

7️⃣洗面、整容、個人衛生⏩準備の有無、自立か介助必要か。ベッド上か、洗面所か、場所。
磨き残し、洗い残し等

8️⃣排泄(使用後、後始末)⏩便器か、Pトイレか、朝と夜、日中の差異。便器までの移動、移乗、後始末、衣服の上げ下げの自立具合

9️⃣入浴⏩入浴の仕方、洗身、洗髪の仕方。自立か介助か、湯船への出入り

🔟転倒⏩動作に伴い起こるリスク
転倒とは:身体の一部が床や地面についてしまう意図しない姿勢の変化
高齢者に多く見られ、骨折につながる危険性あり。まだ診断されていない疾患や障害を把握するきっかけになり、対応次第では重大な機能低下を免れる場合もある。
《転倒した場合の状況把握》
いつ、どこで、頻度、どんな状態、転倒時の症状(めまい、尿意)、姿勢、本人の捉え方

⬆️上記転倒に関して分析の視点
•内的要因(血圧、意識喪失、神経、筋力、感覚器、認知、感情、急性疾患etc)

•外的要因(服薬、アルコール、床材、照明、住環境etc)

どのような支援をしたら、維持向上、改善、自信や意欲の向上につなげられるか?を考え、している状況と支障になっている要因を把握します。

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